/ほしのの。シナリオチャート


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おねーさん立ち絵・中学時代
 ・普段着/寝巻き(体操着・スパッツ風ハーフパンツ)
   表情は、ノーマル、笑顔、怒り、俯きの4タイプ。 

おねーさん立ち絵・高校時代
 ・制服(夏服)
 ・制服(夏服+ホワイトボード)
 ・私服(冬服・長袖)
 ・浴衣
   表情は、ノーマル、笑顔、怒り、俯き。

 ※中学、高校でポーズは2タイプ。服装を変えて誤魔化していく方向で。

みのりん・中学時代
 ・普段着
   表情少なくて良し。

一枚絵(必須)
 ・スク水(1話)
 ・星待(1、4話)
 ・夜自転車、初雪。(2話)
 ・めるめる(3話)
 ・「ただいまっ」(4話)

≫各話詳細

Season 1.

 季節は夏。

  1. オープニング。
    Season 4.の、星を見つめるシーン。
    夜。川のせせらぎ。虫の音。風の冷たさ。繋ぐ手の暖かさ。上空に満天の星空。

    星を、待っていた。
  2. タイトルコール。
  3. 本編開始。
    イントロは星野の家での夜の一こま。
    会話文と同時に、おねーさん(中学2年)登場。会話。

    主人公(中学1年)、"星野の"に来た状況を語る。 状況説明はしんぷるに。
    東京育ちの主人公、両親が突然の事故(交通事故。トラックが突撃でした)に遭遇、一気に二人とも失ってしまう。
    主人公は父方の実家が預かる事に。遺産関係は比較的穏やかに済みました。主人公はとことん流されるままだった。
    主人公はこの時、多少反発気味。丁度反抗期の時期だし。
    他の人に当たれないから、一番立場の弱いおねーさんに当たる。病弱なのもアピール。
     ⇒冒頭箇所なので、暗くなるような台詞を可能な限り控える。

    ”両親が死んで、2週間が経った。 まだ僕は、この土の世界を、これから過ごす世界を、拒絶し続けていた。”
      
  4. 星野の里の生活風景。
    まずは食事。超和食。作ってるのは女性陣。高齢者がいるので古臭い雰囲気のモノが多い。
    次に学校。超少ない。珍しい転校生に、全体朝礼とかでの紹介が発生。授業もいきなりの少人数授業になってやりづらい。
    帰り道(おねーさんと一緒)にコンビニもなく、ただまっすぐ帰るだけ。
    スーパーは数キロ先なので車です。
    家の人も田舎炸裂。柱時計が怖い。蚊とか蝿もいる。おじさんたちはよく酒を飲みました。
    物凄い”場違い”感に、しょんぼりする主人公。どこに行っても落ち着けない。
    また、夜にて両親思い出して少し泣くのもいいかも。おねーさんに気づかれる。⇒何故か男ツンデレ。

    ゲームでもやって休日を過ごしていた主人公だったが、甲斐甲斐しく家の手伝いをするおねーさん。
    農家に休みは御座いませんよ、と。
    お兄さんより、『少しは家の手伝いでもして貰わないとね。農家は皆で働いて、皆で生きていくんだ』的な。
    しいたけ打ち発動。近くのビニールハウスではかんぴょうが干してありました。ごうんごうん。
    響くドリル音(おじーさんがやる)と、とんてんかんな打撃音。(おにーさんと一緒に)
    単純だが楽しい。500円もらえるし。しいたけ打ちは本業ではなく、おじーさんの道楽。
    おねーさんが麦茶の差し入れ。自作和菓子を出してもいいかも。
    夕暮れになったら終了。物凄いのんびり雰囲気。これが自然と共に生きるということか。

    夜。おねーさんと同じ部屋で寝てます。エアコン無しの扇風機オンリー。虫の声。
    休日ということで、明日はみのりんと一緒に川で遊ばないか…的な話。
      
  5. 粟野町方向に行った先の川にて。
    おねーさんとみのりん(中学生)、スク水です。思春期の主人公には正直刺激的でした。
    散々遊んだ後、家に帰ったら、おばーさんが焼きおにぎりを作ってくれました。やったらめったらウマー。
    縁側にて。夕暮れに沈む山を見ながら、少しだけ星野を認め始める。
      
  6. おねーさんと喧嘩。おねーさんはみのりんの家に逃げ込みました。「ゆーくんが謝るまで帰らない」と。
    夜。和泉家の人々に説得され、主人公はしぶしぶ神明家へ。
    みのりんに説得される主人公。
    ここで、葬儀の際におねーさんが『立派な姉になります』的な事を主人公両親に誓ったという話を。

    帰り道、おねーさんと二人。真っ暗な農道。空には満天の星空。密度が違うぜ。
    指きりしてもいいかもね。「指きりなんて……子供か」「かっこつけたって子供は子供だよ」
    家帰った後に、暖かく迎えられるのもプラスで。盆踊りにでもいこうかね。
    反抗期の終了。

    ”両親が死んで、1ヵ月後の事だった。 少しずつ僕は、この土の世界を、これから過ごす世界を、許容し始めていた。”

Season 2.

 季節は秋、冬、春。

  1. Season 1.から二年後。主人公は栃木高校一年、おねーさんは栃木女子高校二年。
    ちゃんと人間が出来てきた主人公。育ててくれる和泉家に敬意すら抱いている状態に。手伝いも比較的積極的に。
    北斗の拳の貸し借りイベントをここに入れるか。部屋は別々になりましたとさ。
    みのりんは川崎に引越しました。
      
  2. 8月末。栃木高等学校文化祭こと、栃高祭。
    おねーさんが友達引き連れて来訪。「ゆーくん!」と呼んだと同時に、主人公友人から強烈なエルボーが炸裂。
    『栃高来るの初めてなんだよ』と、一緒に色々見ていくのもいいかも。メイド服で。
    15時にて祭は終了。片付け。 片付け後までおねーさんは待ってくれてました。巻き起こる嫉妬。
    帰りに和菓子屋よったり、蔵の町を楽しんだり。
      
  3. 12月頭。巴波川(うずまがわ)ライトアップ。
    いきなり部屋に突撃したおねーさんと、自転車で突撃。
    寒い事寒い事。自販機でホット紅茶を飲んだり。ライトアップは日本情緒があってちょっぴりロマンチックでした。
    少しラブラブ入れてもいいかも。冷えた手をあっためるおねーさん。(or主人公)
    帰宅するときにはおねーさんの自転車が盗難。二人乗りへ。
    街灯のない夜道を延々と走る。
    初雪。
    その次の日、おねーさんは風邪引く。その後も風邪をじわじわ引きずる。
  4. 12月31日。一家全員、『ゆくとしくるとし』見ながらコタツでのんびり。おばーちゃんの自作蕎麦をすすりながら。
    おねーさんは風邪引いていました。正月は看病しながら迎える事になりました。病院嫌いだから病院にはいきません。
  5. 3月。梅の花が咲く頃。
    何回目だか分からないが、おねーさんの風邪が悪化。いつも通りに看病する主人公。
    喉が痛いと言うおねーさん。
    三日後、直ったものの、酷い嗄声。
    医者に行くと、左反回神経麻痺(声帯麻痺)と診断。
    ”和泉家から、はるねぇの声が消えた。嗄声だった。”

Season 3.

 季節は春〜夏。

  1. 嗄声後。新学期。4月。桜の季節。
    おねーさんは声を出さず、常にミニホワイトボードで筆談になりました。(自分の声にショックを受けた為。出せない訳ではない)
    自然回復を待つ日々だが、さっぱりと直らず。
    手術の場合、喉にメスを入れなければならない。傷が残るなら、自薦回復を待ちたい。女の子として首に傷跡は避けたいし、手術は怖い。
    今度は自分が姉さんに何かしてあげる番だ!

    主人公とおねーさん、一緒の登下校スタート。常に一緒に行き帰りすることがお兄さんより命じられました。
    バス通学へ変更。今までのおねーさん主導の会話から、主人公の一方的な会話へ変化。おねーさんは静かに笑います。
    咳をする事が多くなり、飲み物を飲む機会が多くなる(喉が潤っている間は比較的声が出しやすい)。 しかし、その飲み物でむせる時も時々。
    無言で服つかみ・引っ張り&上目遣いは必殺で。

    栃木市営生活バス。
    バス停は、主人公『栃木高校入り口』、おねーさんは『倭町一丁目』で下車。主人公が先に下りる。

    家でも比較的明るかったが、読書などのインドアな趣味に移行し始める。
       
  2. 日に日におねーさんは暗くなっていく。欠席も多く、新学期ということもあり、新しいクラスにどうしても馴染めなかった。
    別段、元々の明るさもあって、いぢめられている訳ではない。乖離を感じはじめているという事。

    五月の夜。制服のまま。「先帰ってて」とメールするおねーさん。家に帰って来たときには涙目でした。
    詳しく聞こうとすると、おねーさんがヒステリックになって暴れ、喧嘩。

    部屋ノックしても沈黙。その後、メール着信。部屋の壁越しにメール合戦。
    『さっきはごめんね』から始まり、最後に『伝えたい事が伝わらないんだよ。辛いよ』 と。

    『伝えたい事、一杯あるのに。食べたいものとか、その話私も知ってるとか、励ましたいし、励まされたいし、悩みとか、楽かった事とか、一杯、一杯、一杯あるのに。
    伝わらない。伝えられないんだよ。音が、喉で消えるんだよ。伝えたいのに、一杯伝えたいのに、届かないんだよ。
    伝えたい事って、一杯あるんだよ。伝えて、伝わって、伝えられて、伝えて…。いつも誰もがしてるけどだけど、本当に、大切な事。

    皆、可哀相な感じで私を見るの。優しく、見るの。皆優しいんだ。優しいから、無理してるのが分かるから…。

    私が駄目だから。ゆーくんの言うとおり、手術しちゃえばいいんだよね。
    私の我侭で、皆を傷つけてる。私が・・・

    でも
    手術は怖いの。考えただけでも泣きそうになるし、本当に怖くて……。
    怖いよ。本当に怖いよ…。嫌だよ…。

    ねぇ、ゆーくん。
    辛いよ。』

    →抱きしめモードON。何か、何かせねば!→部屋へ→涙目上目遣いおねーさん→
    →「何か伝えたい事があって、言えるのに、声帯は震えるのに、言葉にならなくて」思わず抱きしめ。
    →「うわ」って感じで驚き慌てのおねーさん→途中からぎゅっと服を掴む→主人公、何か物凄い変な気分になってきちゃいました。
    →雨音。
    →「ね、ねぇ、ゆーくん。ま、まだ、その、だ、だきしめる、の?」→「うはぁん!!」(放し)→気まずい沈黙
    →「あ、ありがと。」 「お、おう」 → 沈黙2nd。 →「……め、飯食ってこいよ」「う、うん」

    ここから、おねーさんとゆーくん恋愛どっきどきモード。

  3. 7月。
    バス内。何だか変にドッキドキな日常シーン。見つめる視線が変わりました。
    行きのバスでドキドキ。帰りの校門前では友人に囲まれ、やんややんや言われ。ホワイトボードで友人をべっしべし叩く。
    更には風呂上りのゆーくんにドキドキするはるねーとか。
    「風呂空いたぞー。あと上着知らね?」 「うん…って、うわわわ! 」 「?」 「ちゃ、ちゃんと服は着ようよ」 「どうした?」 『なんでもない!×1000』
    委員長とはるねぇ友人らとファミレス行ってみる?


    農家小屋での会話もいいかも。

    ある日、おにーさんと川原へ。一緒に魚釣りです。おねーさんは部活。
    その際に、釣り糸たらしながら
    「妹が結城くんの事を意識し始めちゃってる。どーしよか。もしもそーなったら結城くんはどうするよ?」
    「榛奈は結構可愛い方だと思っているんだけどね。」 ⇒ 「いや、でも姉だし」 ⇒ 「僕個人としてはお勧めする。」
    「別にいいけどね。たっぷりと恋愛すべきだよ。僕みたいに農家の跡取りとなると、嫁探しも大変でね……。はぁー……羨ましいよ……」

    その後、おねーさん(制服)乱入。おにーさんは何か理由つけて先に帰宅。
    おねーさんと二人っきりで。「みのりの彼氏のろけ話が」的な話もいいかも。

    主人公が倒れるなりなんなりする。
     さて帰るか⇒釣り糸引っかかる⇒石外してくるわ。竿持ってれ⇒頭打つ

    助けを呼ぼうにも、声が出ないおねーさん。パニック状態。
    道行く人に擦れた声で叫ぶも、激痛。携帯に110に電話をするも、炎症で声が出ない。絶望っぷり。
    『おねーちゃん失格だ』と、凹みまくるおねーさん。涙ぼろぼろ。ひっくひっく泣きまくり。
     ⇒ゆーくんは無事でした。
     ⇒炎症発生。手術を決意。「手術より、怖い物があったんだよ」的な。

Season 4.

 季節は夏。

  1. 学校帰り道。
    手術日が決まりました。百八灯流しの次の日です。
    決意を固めると人間、案外明るくなれるものだね。
  2. 灯流 シナリオルート

    家、夜。「浴衣似合うー?」とか。行きは車、帰りはバスか迎えか。


    [祭り会場:蔵の街大通りまつり会場]
     17:00〜18:00 何故か高級外車(ポルシェ)、はしご車を展示した撮影会もある。スーパーカーショーin蔵の街。
     18:00〜21:00 よさこい踊り・八木節、お囃子、おみこし、和太鼓、フラダンスやブレイクダンスなんてのも。でっかい舞台がある。テーマは『踊り』なんだそうな。

     20:00〜21:00 百八灯流し (御神船上祭) 船を停めての祈祷

     ・おみこしの風に当たると一年風邪を引かないと。
     ・栃木音頭もあるよ。
     ・八木節(やぎぶし) 栃木県足利、群馬県桐生市を中心に生まれた民謡
      その歌い出しは「アアー、さても一座の皆様方よ、わしのようなる三角野郎が、四角四面の櫓(やぐら)の上で、
       音頭とるとははばかりながら、しばし御免を蒙りまして、何か一言読み上げまする、文句違いや仮名間違いは、
       平にその儀はお許しなされ、許しなされば文句にかかるオーイサネ」 というのではじまる。

    まずはスーパーカーショー。何故か。
    その後、ステージでは八木節。更にはフラダンスなんてやってるぜ?踊るか?

    出店。食い物は一杯食べたいから半分こ。これは昔から。
    ポテト焼きそばは必須。くじ引きには切ない過去が。個人的に大阪焼が好きだ。大阪で売ってないけど。
    はぐれそうになったので、手を繋ぐ事に。にっこり笑うな。ときめくぞ畜生。手に汗がああもう。
    型抜きで一撃粉砕。しょんぼりしながらポリポリ。射的は一発交代でやるか。

    おみこし。風に当たると風邪を引かないので必死に。

    そろそろ百八灯流しいくべ。幸来橋(こうらいばし)へ。


    夏祭りは、百八灯流し。夏祭りを遊んだ後に灯篭を流す様を見つめる。
    夏祭り。出店の並ぶ会場内、手を繋いで歩く。手に汗握るぜ。
    周りがうるさくて声が聞こえず。ホワイトボードを持っていないのでそれだけしか対話の手段がありません。ラブラブでいこう。
    出店など(あえて、型抜きなんていいかも。一撃粉砕してしょんぼりしながらポリポリ食うおねーさん。)もそれなりに。
    栃木らしく、ポテト入り焼きそばを食べるのもいいかも。

    百八灯流しを巴波川で見ながら。「冬は・・・」とか思い出に浸るもよし。

    百八灯流し
    http://tochikan.dohome.net/sys/doc/131.shtml
    http://blog.goo.ne.jp/p-nakayama/e/acff23927987962a53162c7ca2a5e06d
    船に108本(煩悩の数)のロウソク立てて流れるって物らしい。ロウソクを投げられ、それを拾うと安産のお守りになるそうな。
    シリアスな表情でお祈り。
    「わーい、安産だよ」 「良かったな」 「この子もきっと元気だよね」 「誰の子だ」 「大阪焼と焼きそばと…」 「(頭掴み)」

    百八灯流しを見終え、家に戻る(バスで)。
    そのまま帰るのも何だしという理由で、おねーさんはゆーくんの手を取り、真っ暗な夏の山へ。時々蛍が舞う。
    そのまま座りっぱなしで星空を見つめる。星に願掛け。「死ぬような手術じゃないのに」「いいの!」的な。
  3. 手を恋人つなぎで。星を眺め続ける。星待。都会に無い静寂がここにあるよ。
    「直ったら、○○したい。」「直ったら、○○に行こうよ」「直ったら、頼ってね。頼らせてね。どっちも」
    「流れ星でも来ないかな」
    「星野にきて、よかった?」「みのりも言ってたよ。都会は空が見えないんだって。何かに閉塞されて」「私は、ここが好き。静かで、皆暖かい、この場所が…」
    「何かまるで、明日に死んじゃうみたい。……死んじゃうのかもね、今の、声の出ない、私」
    「お姉ちゃん、失格だね」「準備いい? お姉ちゃんに、約束する準備。ずーっと、忘れない覚悟。」

    おねーさんから愛の告白をするも、声が枯れて聞こえない。「音のないその言葉が、その意思が、その感情が、判った気がして。」

    この際に、キスシーンを入れてもいいかも。何気に初挑戦。「合図を送ったわけでもないのに、同時に振り向いて、顔が近づいて、手が強く握られて、耳の奥からキーンと言う音が聞こえて、頭の中が真っ白になって、視界にはるねぇの顔があって、ただ進む方向性だけがあって、更に近づいて、そして、そのまま、そして、唇が、」だけで残り消去ってのも面白いかも。

    "星の野"の下。ずっと待つ。ずっと待って、星は降らない。

    帰り道、星野橋の上、やたら気まずい感じもいいね。でも手は握っておくか。
    「ねぇゆーちゃん」 「照れるね」「照れるな」 「明日、頑張るから」「頑張れ」「もっと、愛のある言い方が欲しいよ」「……」「……照れるね」「……ん」
    「嬉しい、じゃなくて…なんだろう? 幸せ、なのかな?」

  4. 次の日。部屋によく遊びにやってくるおねーさん。案外、以後も変わらないものだなぁ。
    「行ってくるね」 「がんばれ」 「寂しくない?」 「いや全然」 「私は寂しいよ」 「頭撫でれ」「ん」 「……頑張る。」


    手術の為に入院(東京)する。栃木駅で見送り。おねーさんは笑顔でした。

    その後二週間。星野の家にて、おねーさんのいない家を味わう。
    間違っておねーさんを呼んでしまう事は勿論、家族のみなさんからも寂しげな感じ。
    何かが欠けたような日常。ああ、こーゆーのを寂しいというのね。と。

    おねーさんからはメールが毎日届く。手術後、一週間は沈黙しなければならない。『暇だよ』とか、『一人で寂しい』とか。電話は出来ない。
      
  5. 手紙。『暇なので色んな事を考えてました』
    『やっぱり、いとこ同士って駄目なのかなぁとか、将来の事とか』
    『離れていても、ゆーくんの事ばっかり考えてしまいます。良くないよね、こーゆーの。だから、ゆーくんと離れようと思います。離れて、もう一回考えます。』
    『でも、多分、駄目だと思います。私は、ゆーくんが大好きです。すぐいじめるけど、時々冷たいけど、それでも優しいゆーくんが大好きです。』

    最終的に、弟離れという方向にしよう。→紅茶:君は私の最初の恋人だった
    BGMは『カラフル』で。 ♪君が好き〜♪ 私が好き♪ この世界が大好き〜♪

    BGMは『あたりまえ かわりばえ』 間奏部分(2:30〜3:00)で「おかえり・ただいま!」を。間奏中は音量フェードアウトで。


    手紙のPSにて、『栃木駅の○時、迎えに着てね』
    『来週土曜日、16時に栃木駅。絶対迎えに来てね。期待して待ってるよ。
     先に「おかえり」って言ってね。「ただいま」って言いたいから。
     私の声で、伝えたいから。』
      →「おかえり・ただいま」のシーンをこの手紙朗読だけにするのも手か!?

あたりまえ かわりばえ

歌詞

0:00〜0:30 過去も未来も今ここから そんな当たり前に今気づいたの
どんな私も今ここにいる 強く受けとめるその真実

「過去も未来も」から普通のスタッフロール。下部におねえちゃんの手紙。
0:30〜0:45 (間奏 15秒)  
0:45〜1:05 公園で犬追いかける 景色が流れ出す
図書館で本を拾う 世界が降ってきた
当たり前すぎたあのこと すとんと音を立て
胸に落ちる時の変わりばえ
 
1:05〜1:27 過去も未来も今ここから そんな当たり前に今気づいたの
どんな私も今ここにいる 強く受けとめるその真実
 
1:27〜1:43 (間奏 15秒)  
1:43〜2:05 悩ましいことわかんないこと たくさんあるけど
幸せなこと やさしいこと かくれんぼしていた
そうよ私はやめられない いつだって飛び込んでいく
出会い続けること愛すること
 
2:05〜2:25 ゴールにスタート 自由自在 そんな当たり前に今気づいたの
かけてく軌跡は私の先 生まれ続けるああ何度でも
 
2:25〜2:42 (ピアノ間奏 15秒) 背景は白オンリー。文字だけを写す。
夜、窓からは夜空が見れます。病院は本当に静かで、星は少し少なくて、一人で見る空は少しだけ、寂しいです。
一人でも見れるけど、一人でも、きっと、大丈夫だけど、隣にゆーちゃんがいる方が、きっと幸せです。
また一緒に、星が見たいです。

ずーっと。二人で。

世界で最強のお姉ちゃん 和泉 榛奈 より
2:42〜2:58 (ららら間奏 15秒)
らららーらららーららららららららー
追伸
21日の15時。栃木駅に迎えにきてね。
会ったら、ゆーちゃんが先に「おかえり」って言ってね。「ただいま」って言いたいから。
私の声で、伝えたいから。
2:58〜3:18 お父さんお母さん ねぇ私ね やっぱり生まれて ああ良かったね
君も私もみんなみんな ここにいるんだ ああ良かったね
完全ブラックで歌詞だけ。泣き所。
3:18〜3:40 呼んでる聞こえる君の声が 歌うように返す ああ ありがとう
揺れるよ響くよ私の声 歌うようにそばにいつづけるわ
スタッフロール:吉村麻之やら
3:40〜4:03 過去も未来も今ここから そんな当たり前に今気づいたの
生まれた奇跡は私のもと めぐり続ける ああ何度でも
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