作品企画書


>タイトル 

 ほしのの。

>作品媒体

 未定。(小説 or NScripter or Flash?

>作品概要

 2008年、夏。素敵に田舎な栃木県栃木市星野(星野の里)を舞台とした、ノスタルジー全開・田舎っぷり生活物語。
 前に押し出すのは夏の濃厚な自然。
 蝉の音、日差し、清流の冷たさ、夜の静けさ、花火の振動といった素敵な感触だけでなく、
 蚊のかゆみ、明かりに群がる昆虫の羽音、土や家畜の匂いなども押し出す。リアルな田舎生活を。
 田舎育ちのプレイヤーはうんざりし、都会育ちのプレイヤーはイマイチ訳が分からず、田舎育ちで都会在住のプレイヤーだけが共感する物語。

 栃木弁全開娘は萌えるのかという無謀挑戦。
 やっぱり奇跡起きない物語。

 >キャラクター

■ 川島 結城 (かわしま ゆうき:主人公)

■ 和泉 榛奈 (いずみ はるな:おねーさん)

■ 和泉家の人々

 

 

 >冒頭シーン

 星を、待っていた。

 (山頂、おねーさんと手を恋人つなぎしながら空を見上げるシーン。)

 >話の流れ

 <ネタ>

 おねーさんは、ゆっくりと進行する重病患者という案。
  ⇒反回神経麻痺による、嗄声(させい:hoarseness)。声を失う。(音質の障害。)

 嗄声案による各話分け

  1. 夏。
    主人公、田舎に来ました。うだうだする主人公と、無駄に明るいおねーさん。
    田舎チック遊びもここで。みのりんも登場。
     
  2. 秋〜冬〜春。
    高校。文化祭。
    みのりんがいなくなったので、らぶらぶで自転車二人乗り。
     ⇒風邪。声帯麻痺発生。
  3. 春〜夏。
    嗄声の六ヶ月。ヒステリックも。
    おねーさんの届かない叫び。
    救出されるが、おねーさんは凹みまくってました。
  4. 夏。
    蛍の山へ。星を見に行く。
    手術と入院生活。(遠くへ)
    手紙。

    

 季節は、夏。

 テーマソングは坂本真綾の『紅茶』。

  1. [第1話]
    季節は夏。中学校男子2年の主人公、両親の飛行機事故死により、田舎へ。「星野のおばーちゃんち」「星野のおねーちゃんち」
    そこには従姉のスパッツおねーさんが待っていました。
    家の造詣は、私の母方の実家。三世帯住宅の農家。
      
  2. 両親をなくして落ち込み、さらに環境の急変に戸惑う主人公を優しく助けるおねーさん。
     ・川遊び(みのりんも。スク水で。)
     ・家の手伝い(老夫婦出す)
     ・学校(生徒すくねぇー。超注目されてるゥゥー)
     ・食い物。("しもつかれ"出す?)
     ・おねーさんとお風呂
     ・ホタルの山
     ・添い寝。
    田舎の日本情緒をメインに押し出す。
    (ちなみに、おねーさんの友達は、神明みのり。高校入学時に引っ越してしまう。)
    時折、おねーさんに当たってしまう主人公。
    おねーさんも反発するが、おねーさんは部屋でえぐえぐ泣いていました。慰めて、解決。
      

    [第2話]
    季節は、秋⇒冬⇒春。
  3. 二人とも高校へ。既にぷちラブラブです。みのりんは引越し。おねーさんは一日中泣きました。
    おねーさんは高校初日で大福買ってにこにこしながら帰宅。
  4. 9月頭。文化祭だ!おねーさんが栃木高校にいく。
    学校で「ゆーくん」言われてボコボコにされる主人公。
  5. 12月頭。
    巴波川ライトアップの帰り道。自転車。
    『自転車でどこまでもいけるような そんな気がしてた 寒い日に道端で飲んだ紅茶の味も覚えてる』
     ⇒自転車二人乗りin冬。 おねーさんの自転車が盗まれてました。
       真っ暗な道をきこきこ漕いでいく。 ちょっとした”耳をすませば”状態。
     ⇒薄く降る雪。そして風邪引く。年越しもおねーさんは風邪引きながら迎えてしまいました。
     ⇒その後、慢性的に風邪を引くようになり、春(2月or3月)の風邪で嗄声発生。
       反回神経麻痺(左反回神経麻痺)による発声障害。
       

    [第3話]
    4月〜7月。
  6. やたらおねーさんが大人しくなります。
    自らの擦れた声が嫌になり(発声不能ではない)、常にミニホワイトボードで筆談。メールとかで内心を伝えるのもOK。
    新学期が始まった事もあり、新しいクラスに馴染めない辛さが。
    この生活が六ヶ月。(自然治癒で直る可能性のある期間。一般的には半年は経過観察する。心理的外傷を負いかねない場合は手術する)
     ⇒病院嫌いのおねーさん。「六ヶ月ぐらい耐えて見せるよ!その間に直っちゃえば手術しないんだよね?」
     ⇒でも直らない。

    嗄声の症状で色々と苦しんだり。ヒステリックになるのも可。(学校生活とか)
     ⇒携帯メールで、「辛いよ。」と。
     ⇒今度は自分が守ってやらねば的。
  7. ある日、二人でどこか(川原とか山とか?)に行く。
    主人公が倒れるなりなんなりする。助けを呼ぼうにも、声が出ないおねーさん。
    擦れた声で叫ぶも、激痛。絶望っぷり。
     ⇒炎症発生。手術を決意。
      

    [第4話]
  8. 夏祭り。出店の並ぶ会場内、手を繋いで歩く。
    ホワイトボードを持っていないのでそれだけしか対話の手段がありません。
    浴衣おねーさんの手を取り、蛍の舞う夏の山へ、星を見に行く。星に願掛け。「死ぬような手術じゃないのに」「いいの!」的な。
    蛍の踊る川岸、手を恋人つなぎで。
    『永遠のしるしに 流星が来る夜を待って 願いをかけた あの日のふたり
     ずっと変わらないよと抱きしめては 何もかも手に入れたと思っていたよ 君は最初の恋人だった』
      ⇒おねーさんから愛の告白をするも、声が枯れて聞こえないという案。
      
  9. 手術の為に上京するおねーさん。一時的な別れ。
    『寂しいわけじゃない 自分で選んだはずなのに どうしようもなく泣きたくなるよ
     この先の未来には何があるの もっと辛い別れは あといくつあるの』
      ⇒一人で田舎。おねーさんの存在感を知りましたとさ。
      
  10. 手術は約二週間。
    『地下鉄の入り口にある桜が今年も咲くから 私たちまた一つ年を取るね 春は近づいた』
     ⇒無理っぽい。普通に星野にいる予感。

    降る、流星。

    最後はおねーさんからの手紙かしら。(エンディングテロップとあわせて?)
    「PS。
     来週金曜日、16時に小山駅。絶対迎えに来てね。期待して待ってるよ。
     先に「おかえり」って言ってね。
     「ただいま」って言いたいから。
     私の声で、伝えたいから。」

  

>小中学校について

どちらも距離は直線3.7km。(徒歩だと70分、自転車だと20分かかる。)

小学校:永野小学校
 ⇒粟野町方向。ほむぺなし。南小学校は、全校生徒46名。一年で10名いない。

中学校:寺尾中学校
 ⇒生徒合計90人。 1年生だと男子13、女子10程度。

高校:

栃木高等学校(男子校)
 ⇒生徒合計700人。直線距離10km。
 ⇒文化祭の時は栃木女子高校(栃女)の来場がどっさり。 
栃高祭は、8月末開催。

 ⇒栃高栃女交歓会というモノがある。開催日は7月19日。体育館でゲームしたり何なり。

栃木女子高等学校(女子高)
 ⇒学校祭は9月頭。

>栃木市について

>小ネタ

>行ってきたメモ

>栃木弁でいこう。

 おねーさんは中途半端に栃木弁使います。

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昔の設計書

  

 <アバウトに設定>
 都会育ちの主人公(中学二年生・男子)。飛行機(国内線)での帰路にて飛行事故が発生(墜落?)。(理由は適当に。)
 新聞やらが一ヶ月程度騒ぐような大事件で、両親を亡くしてしまう。
 そこで母方の実家に預けられるようになるのだが、そこは素敵に田舎な星野村でした。
 慣れない・好きになれない田舎暮らしを余儀なくされた主人公と、従姉妹のおねーさん(中学三年生)の、小さな物語。

 <見せ所>
 田舎特有のゆったりとした時間。そして夏。
 近くの川で水遊びだってします。おねーさんはスク水に白Tシャツです。(何)
 月末には隣の町(粟野町)でお祭りもあります。おねーさんは勿論浴衣です。
 過疎っぷり満載の学校生活。
 全生徒数20人中で構成された5人(キャラ個性強め)の生徒会(主人公・おねーさん含む)でだばだば喋ったり遊んだり。
 また、家でも田舎っぷり満載の生活。親子三代もの人数で囲む食卓。農作業(林業?)も手伝ったり。
 最終的にどういう結末で終わりにするかは未定。(おねーさんとラブラブエンドはありきたり過ぎるしなぁ・・・)
 ”はちがつのゆき。”で出し切れなかった郷愁(田舎臭さ)を、この作品で放出すること。打倒・となりのトトロ。

 <星野の里(星野村 ※実際の地名は栃木県栃木市星野)について>
 蕎麦と古墳がこっそりと名物という、良くある田舎の小さな村。周りは山で囲まれ、村の大半は林で形成されている。
 カタクリやセツブンソウの群生地としても有名で、2月頃には観光客で賑わう。
 栃木市や佐野市といった市街地からは案外近く、そちらへ働きに出ている人と農業経営者とで2分された労働人口。
 コンビニ・ファミレスなどは一切無し。田舎です。
 村の北部には、「星宮神社(せいぐう? ほしみや?)」という小さな神社がひっそりと建っている。

 <未決定設定>
 ・実はおねーさんは重病患者で・・・という案。ラストは死別。
   ⇒涙は誘えるが、田舎生活とはあまり関係ないかも。

 ・おねーさんor主人公の、妹の有無
   ⇒今回のモットーはヒロインがお姉さんであることであり、妹キャラは余計。そろそろ、年下娘以外を。

 ・星野の里らしく、星に関したエピソード。
  たとえば、「星降りの丘(山?)」というのがあり、おねーさん一家は代々その巫女を務めてきたとか。空に流星。
   ⇒巫女さんはみのりんで十分です。イベント的には非常に絵になるので、もう少し考える必要あり。

 ・主人公のスタンス。田舎暮らしが物凄い嫌いなのか、戸惑っているだけなのか。
   ⇒嫌いモードだと、読者に対してやたらとマイナスイメージを与える。書いてて私が面白くない。しかし、変化後の意識の差異は大きい。
    戸惑いモードだと、順応が早すぎて物語にならないかも。

 ・従来の作品(星空、ごがつ、雲空)とのからみ
   ⇒中学生みのりんが出ます。

 ・おねーさんは短髪・貧乳・スパッツ・世話焼き。ここら辺ははずせませんよね?
   ⇒Exactly.(その通りで御座います) しかしながら、さらに研究の余地あり。

 ・本作の眼鏡要員は?
   ⇒何とか学校から輩出。
   ⇒無理かも。

 反回神経麻痺(別名、声帯麻痺)について